長期投資で本当に10年間保有し続けることができるコツ

長期投資では、一度持った銘柄やポジションを基本売らないことが基本的な投資戦略になります。
保有期間も1年程度ではなく、数年に渡って保有するのが基本となります。

ターンアラウンドに期待しない

多くのターンアラウンド(事業再生)は、ターンアラウンドしません。
優秀な経営者がよくないビジネスに取り組んでも、確率的にいってほとんどの場合で、よいビジネスになることはありません

つまり、再建(事業再生)は、再建(再生できない)しないということです。

これは、「局部的ながん」か、「全体的ながん」かを分けて考えます。
前者は、取り除けるので解決可能ですが、後者は、手遅れで解決不能です。

局部的ながんでコアビジネスに何ら問題がないと判断するときにバフェット氏は投資を行っています。

 

10年間保有できますか?

10年間保有するつもりのない株は、10分であっても保有すべきではありません。

10年保有するということがいかに難しいか分かっていないかもしれません。
それは、投じた金額が倍になっても利益確定しないのです。
投じた資金の4割を失っても、なんとも思わない精神が必要になります。
さらに、別のことで資金が必要になるという事態を常に避け続けなければならないのです。
含み益を気にせず、含み損を気にしない、そして、投資元本は、常に別枠の不可侵のものとしておきます。

そのためには、準備と精神的な訓練、さらに、パラダイムをある程度シフトしておく必要があります。

 

上げ相場を使ってオートフォリオを改善

バフェット氏は、永久保有を大前提に置いていますが注意点があります。

数年で売ったりすることも多々ある点です

永久保有を前提にしているものの、より良い選択肢が見つかった場合や、初期の数値目的を早々に達成した場合、投資した時点とは企業の根源において変化があった場合には、売ることもあります

そんな時は、特に市場の上げ相場を使って、利食いをしていきポートフォリオを変化させていくことを覚えておくべきです。
利食いをするのは、下げ相場ではなく、上昇相場の最中であるということです。

 

時として乗り換えることの重要性

もし、あなたが慢性的に水漏れする船に乗っているとしたら、水漏れを直そうとするより、船自体を交換してしまった方が、ずっと生産的でしょう?

ここでいう船とは、業界や企業を指しています。

これは、バークシャーの繊維事業を閉鎖した後にバフェット氏が残した言葉です。

これは、人生自体にも言えるでしょう。

 

長期保有と永久保有を分けて考えてみる

そのビジネスの本源的価値(ROEが15%以上など)が満足のいく率で増加し、経営陣が有能、正直であり続け、株価がオーバープライスでない限り、株を長期保有することにやぶさかではないです(長期保有の前提)。

永久保有の場合は、仮にオーバープライスになろうと、売らない、という修正がかかります。

バフェット氏は、ドリームビジネスの中でも、特に超上級の銘柄をごく少数見極めることがあります。
例えば、ウェルズファーゴやアメックス、コカ・コーラなどです。

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