トレードを長期的に考えることで得られるメリット

FXをされている方の多くは、短期トレードをされていると思います。
ポジションを保有するのは、長くても数日というイメージです。

しかし、短期的な考えだけだと今後、長く続けていく上で見落としがちな点があります。
どうしても短期で結果を出そうとすると無理なトレードになりがちですが、それほど1日単位で見ると無理をしなくても資産を増やせるのです。

短期トレードであっても、トレードの精度が上がれば、常にチャートにかじりつく必要はないと思っています。(スキャルピングの場合は除きます。)

では、どのように長期的な考え方をすれば、短期トレードでもメリットがあるのか説明します。

 

トレードの精度を上げるフロー

トレードの精度を上げるためには、ある程度決まったフローがあります。
例えば、次のようなフローとなります。

  1. エントリー条件を明確に定義します。
  2. 値動きが上記条件を満たしたら、すかさずエントリーします。
    (遅れてチャートを見た場合で、条件を満たし続けている場合、パスするか、そこからでも乗るかを決断します。)
  3. ターゲットとストップロスを入れます
    (勝率重視ならば、ストップロスの距離をターゲット距離とイコールかあるいは、それ以上に離します。勝率ではなく損小重視であれば、ストップロス距離はターゲット距離よりも近くします。)
  4. 結果を待ちます。

 

FXにおける複利を意識する

以前、絶対ドローダウンが生じたら、ロットを比例的に落とすべきとお伝えしました。
しかし、逆に言うと、資産がプラス転換した場合には、ロットを比例的に上げることができます。
これが、長期投資上最も重要視される複利の効果です。

つまり、配当やキャピタルゲインが得られ次第、それを元本に組み込み、また運用を再開することを複利運用といいます。

大金持ちになるためには、この福利という概念を徹底的に体に染み込ませる必要があります。

これは、レバレッジを使え。という意味ではなく、元手が増えたら比例的にロットを上げる、元手が減ったら比例的にロットを下げるという意味です。

複利の意味

1.01の200乗は、「7.31倍」です。

長期株で1年で7倍にするのは、ほぼ不可能です。
1年で10倍株というのはありますが、それだけを狙うと、帰れない失敗となりうるため、事実上それを実行するのは不可能です。
また、宝くじのように一度まぐれで当たっても、それを繰り返すといずれ破たんします。

一方、1%のプラスを毎日出すことは、デイトレードでは不可能ではなく、また、過大なリスクでもありません。
実際、株の短期売買でも資産10億円を超えた者たちは、日次通算平均でこの1%を超えていると言われています。

例えば、100万円の1%は、1万円です。
トレードでは、全勝できないため、あくまで損益の±結果として1万円のプラスを残すということです。
また、単日で負けることもあるため、月間平均20%のプラスと考えても良いです。
そのラインが最も合理的で無理のない美しいラインと言えるでしょう。
実際にやってみると分かりますが、実際には特段無理な取引もしておらず、欲もかいておらず、それほど負荷なくプラス月間平均20%は実現可能です。

1.2の12乗は、8.91倍です。(月間20%を12か月繰り返すと、8.91倍になります。)

 

短期トレードを長期的に考えてみよう

短期トレードの成功の要諦も長期投資と同じです。
1回1回のトレードは、短期であっても長期的な視点で資産効果を享受しなければなりません。

短期トレードにおける資産効果とは?

  • 自分自身が負けないトレーダーになること
  • 自分自身が元手を資産として高めた実績そのもの
  • 時間をかければ、資産は増えるというPF1以上の大前提を持つということ
  • 時間をかけて日々トレードが上手くなり、日進月歩で成長していくということ
  • 増える資産 × 成長する技術(自分)= 複利としての成功です。

複利の試算

1.2の12乗は、9倍です。100万円が1年で900万円

1.2の24乗は、79倍です。100万円が2年で7,900万円

1.2の36乗は、708倍です。100万円が3年で7億800万円

1.2の48乗は、6319倍です。100万円が4年で63億1,900万円

1.2の60乗は、5万6,347倍です。100万円が563億4,700万円

1.2の72乗は、50万2,400倍です。100万円が5,024億円

これらは、増えた元本に比例させて毎月ロットを上げてプラス20%を最長で6年続けた場合、現実にはこうなります。
これは妄想ではなく事実の数字です。
ただし、元手が増えた時に比例配分しなければただの単利のため、ずっと月間収益は、同じになります。

 

負けるときたくさん、勝つときちょっとの過ち

実際、市場参加者のほとんどが、負けるときにリスクを取り、あるいは、負けた後にリスクを取るくせに、勝った時にはリスクが取れません。とても不思議に思われるかもしれませんが、これが現実です。

単利で勝ってはそのお金を出金して消費し、今度は元手を負けて・・・それでは意味がありません。
このような事態が多いのではないでしょうか。
しかし、そもそも、単利でやるなら、こんな面倒で危険なものをやる意味がありません

単利思考で長期投資する人も全く資産が増えないし、増えるどころか、単利思考の人は、元手をほとんど消し飛ばすでしょう。

つまり、投資をやる以上、短期も長期も複利思考でいく以外突き抜ける方法はないのです。

複利を味方にするためには、絶対のルールがあり、
その1つが出金しない(全額再投資する)
もう一つがロットを比例的に増やす、です。

人類最大の発明「複利」を味方に付けるためには、元手が増えたらロットを増やす、が必須なのです。
一方で、資産防衛上、元手が減ったらロットを減らすことです。

私たちは、複利思考などを教育上、一切習ってきていないため、ある意味パラダイムシフトを起こす必要があるのです。

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