中小企業診断士には8番目の勉強が必要です・・・??

中小企業診断士の勉強をされている方であれば、気づいたかもしれませんが
業界の専門知識はほとんど出てきません。
国内で唯一の経営の資格ですがどんな事業の経営であるかまでは特定されていません。
これは、どんな業界でも対応できることともいえますが、
逆に言えば、どんな業界にも対応していないことになります。
いわゆる器用貧乏です。

 

業界知識

私も中小企業診断士資格を取得して感じたのは、特定のジャンルの業界や業務に詳しくないと
実務はできないということです。要は、試験にできる7科目以外の8番目の科目について勉強が必要です。
もちろん、特定のジャンルに精通していなくてもできる仕事もあります。
しかし、本当に経営の助言、例えば、赤字企業が財務状況を改善して利益をあげるような場合、
どのようなプロセスに問題があってどこを改善したら良いかという勘所がないということになります。
これは、逆の立場で考えればしごく当たり前なのですが、その仕事に対してまだ新人の人が職場に
やってきていきなり成果が出せると思いますか。
多少の成果は出せたとしても現在いるベテランには及ばないと思うのではないでしょうか。
中小企業診断士も同じで企業の社長からすれば、ぱっと来た業界について、新人に対して
何かできると思われていないのです。
特になりたての新人はなおさらです。

 

8番目の科目を知識・スキルを習得するには

今までの経験

しかし、現在会社に勤めていらっしゃる方であれば、その企業で培った経験や知識があるはずです。
その専門知識を活用できるのです。
ただし、中小企業の経営に役に立つことに限ります。
私は、大手企業のシステム企画部門でシステム開発の経験がありますがまったく中小企業で役に立ちません。
要件調整など多少のスキルは役に立てることができますが中小企業の実態とかけ離れていて役に立たないのです。
そのため、中小企業診断士として活躍するのであれば、中小企業の経営や事業に関する8番目のスキルを
身につける必要があると感じています。
しかも、実務で通用するような専門知識や経験です。
私の感覚では、少なくとも修士課程レベルの知識が必要と感じています。

ターゲットを絞る

中小企業診断士試験の勉強において、ターゲットを絞るという内容がよく出てきます。
そのため、実務でもターゲットを絞ることが有効と考えます。
それは、今までにない新しい分野についてです。
もちろんそのような分野は、需要や専門家が少ないので市場規模としても難しいのですが、
差別化するという意味では、既存の中小企業診断士と差別化できるジャンルとなる可能性があります。
中小企業診断士に限らず、コンサルティング業界では、日々新しい知識をインプットしていく必要があります。
そのため、まだ広まっていない分野はチャンスがあると考えています。
特に革新的なものでなくても中小企業での活用が進んでいないものは数多くあると思っています。

チームを組む

自身の知識だけでは、実務に通用しないのであれば、チームを組むということも選択肢として考えられます。
一人では大したことができなくてもそれぞれの専門知識を持った中小企業診断士が集まれば一つのプロジェクトにも
対応できる可能性があります。
もちろんそのような案件をどのように生成するかは、別の問題としてあります。

 

まとめ

現在、中小企業診断士の勉強をされている方は、試験勉強が終わってからが本当の勉強だと思ってください。
今回ご紹介した8番目の勉強こそ合格(他者から認められる)ラインが高く、難しいものになります。
中小企業診断士の試験勉強だけでも十分日々の業務には活かすことができますが、本当に資格の効果を発揮する
ためには8番目の勉強が必須になります。

どのようなジャンルにも対応できるようになる可能性があるのが中小企業診断士だと思います。
他の士業と違い良い意味で自由度が高です。
唯一のメリットを活かしてぜひ合格したあかつきには、自由に活動の幅を広げて活躍できるのでぜひ合格を
目指して頑張ってください。

それでは、明日のために。

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