テクニカル指標の使い方(PIVOT:ピボット)

海外の大口トレーダーや機関投資家が好んでいるといわれるテクニカルの分析指標である「PIVOT:ピポット」をご紹介します。

ピボットの利点は、客観的で分かりやすく、多くの人が同じラインに注目して売買を行っている点です。

ピポットにはパラメーターの設定というものが基本的にないため、ピポットを使ってデイトレードをしている人は、全員が同じラインを見ています。
その意味で、ピボットはフィボナッチリトレースメントに似ています。フィボナッチリトレースメントにもパラメーターの設定がないためです。

【参考:フィボナッチリトレースメントのイメージ】

 

使い方

原則は、「サポート」ないし「レジスタンス」として使用します。
サポートとは、価格がそれ以上逆行しないように支える価格のラインで、レジスタンスは、トレンドが進行しないよう抵抗となる価格のラインのことです。

レンジ相場のとき

ピポットライン付近で逆張りを行う。

【Pivotライン付近での逆張りロングのイメージ】

注意点

  • ローソク足のシグナルやダイバージェンスのシグナルなど、他の根拠で補足すること。
  • 強いトレンドが発生している場合は、逆らわないこと。

トレンド相場のとき

ピポットラインからのブレイクアウト、ブレイクダウンで順張りを行う。

注意点

  • ブレイクアウトしたローソク足が確定したのをもってブレイク判断する。
  • ブレイクアウトした後、再度そのラインに戻ってきたところでエントリーする。
    (下位の短い時間軸でチェックする)

利食いやロスカット

利食いロスカットの目途としてピポットのラインを参考にする。

 

計算式

R1~R3がレジスタンス

S1~S3がサポート

ピポットポイント = (前日の高値 +前日の 安値 +前日の 終値) ÷ 3

R1(レジスタンスライン) = (2 × ピポット)- 安値
S1(サポートライン)   = (2 × ピポット)- 高値

R2(レジスタンスライン) = ピポット + (高値 - 安値)
S2(サポートライン)   = ピポット + (高値 - 安値)

R3(レジスタンスライン) = 高値 + 2(ピポット - 安値)
S3(サポートライン)   = 安値 - 2(高値 - ピポット)

 

まとめ

サッカーでは、センターラインのどちら側で多くの時間をプレイしているかによって、どちらのチームが優勢なのかが分かります。
相場も同じで、ピポットポイントの下側でブレイクが連続するならば、相場は弱気であり、上側で攻めているなら強気だと言えます。

大口トレーダーを含めた多くのトレーダーがピポットに注目しているので、ピポットを意識しているトレーダーは、ピポットを無視しているトレーダーよりも有利な意思決定をすることができるはずです。

ただし、単独で使用するよりも組み合わせて使用することで、より精度の高い意思決定ができることでしょう。

 

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