成功の真理と成功するための長期投資

世間で成功者と言われる人たちには、成功のポイントがあることが分かりました。

成功した人を比較してみると、ほぼ例外なく長期的な投資を行っているようです。

成功の心理とは?

もしあなたが時間をかけてビジネスを行えば、数十億円は貯められるかもしれません。

しかし、数百億円、数千億円、数兆円といった「けた違いの成功」を収めるためには、すべて株をやるしかありません。

資産数千億円、数兆円の誰々という記事がたまにニュース等で発表されますが、彼らを分析すると、2つのパターンしかないことに気づきました。

  • 一つは、自社株にほぼ100%を出資して巨大企業を作った場合
  • もう一つは、バフェット氏のように他社株にほぼ100%を出資して、兆の資産を作った場合です。
    (もちろんバフェット氏も自社株(バークシャー)を保有し、そのバークシャーが他社に投資するというかたちではあります。)

よく考えると、結局前者も、自分の会社に長期投資しているに過ぎないことがわかります。
後者は、当然長期投資そのものです。

つまり、それが自社であろうと他社であろうと、株式というものに長期間投じることでしか、数千億円とか数兆円といった資産は作ることができないということは自明なのです。

 

自明にもかかわらず長期投資しない問題

ビジネスをやっている経営者を見てきましたが、まだ、本物と思われる長期投資をしている人には出会ったことがありません。
出会った経営者は、自分の会社を通じてどれだけ儲けが出せるか、何が儲かるのかを考えて、どう考えても近視眼的な行動になっているように見えました。もっともそれも無理はないことです。中小企業は、今年生き抜くことだけでも大変なのですから。

しかし、本当に大切なことは、会社をやるなら上場できるか、高値で買収されるぐらいの会社を作らないと、実際はほとんど意味がないということです。

会社というものが、短期的に、例えば、5年間で儲けを出して、やがて商品サイクルや市場トレンドから結局は淘汰されるものであるならば、それは長期投資としての自社投資ではないからです。

消える会社を何十年とやっても、自社株の株価成長による真の成功には近づけません。
むしろ、時間の無駄といえます。
なぜなら、存続している間に得られた役員報酬しかリターンはないのですから、税引き後で2,000万円取っても、仮に5年で計1億円、それは本物の長期投資としての自社投資に比べたら、微々たるものだからです。

 

2つの成功者

世の中では、高級車に乗って、良い家に住み、美味しいものを食べ、綺麗な女性(かっこいい男性)と結婚する、というのは成功の象徴のように思われてはいないでしょうか。

ところがどっこい!

これは成功者ではありません!!
ただ、群衆から一歩前に出た程度なのです。成功の中でいうとひよこの部類でしょう。
これを1つ目の成功者とします(社会が思う成功者)。

一方で本物の成功者とは、最低純資産が数百億円、最大数兆円の範囲です。
彼らは、稼いだ後の目的が使うことではないため、投資元本には手を付けてはいないはずです。
資産の額がけた違いすぎて、高級車、高級住宅など、もはやほとんど意味をなしていないでしょう。
これこそ本物の成功者であると思われます(社会とかけ離れた成功者)。

つまり、成功者と言っても、巷の成功者と資本主義の帝王とも呼べる成功者の2つがあります。

 

資本主義の帝王たちは集中した長期投資

20%複利、10年で6倍
20%複利、20年で38倍
20%複利、30年で237倍

つまり、

1億円が10年で6億円

 ↓絶対額の差は、32億円、最初の10年で5億円しか儲からないものが次の10年では32億円儲かる

1億円が20年で38億円

 ↓絶対額の差は、199億円、32億円しか儲からなかった10年だが、次の10年は約200億円儲かる

1億円が30年で237億円

 

アインシュタインやロスチャイルドは、これらをもって、人類最大の発明であり、世界8番目の不思議と表現しました。

長い期間をかけないと大金持ちにはなれないことを帝王たちは知っています。

 

乱高下の激しい巷の成功者たち

巷の成功者と呼ばれる人は、ほとんどプロジェクト単位で会社を考えているようです。
儲かるプロダクトを見つけた、あれをやれば儲かる。という感じです。

なので、ほとんどの場合で会社は5年平均で消えるそうです。

稼いだら使い、また稼いでは使うのです。
結果、残るものはほとんどありません。
かろうじて残したとして数億円、相当上手くやって数十億円。帝王には近づくことすらないでしょう。

しかし、短期的にみると、巷の成功者の方が成功しているように見えませんか?
帝王は、最初は地味なのです。
1億円が1年後に1.2億円になっても何にも派手ではないのですから。
毎年、1億円稼ぐ方が凄そうに思われるだろうし、何しろその1億に手を付けるのだから、派手になります。

しかし、帝王は、亀のように出発するが、途中で大気圏を突破し宇宙を突き抜ける。(MOONします)
10年、20年と過ぎるときには、本人も手に負えないほどの莫大な富となっています。

その時、巷の成功者は気づくでしょう。
あれはけた違いだ、いったい何をやってそうなったんだろう?

 

人生のほとんどは後から気づいても遅い

巷の成功者が30年間という1つの人生において、大胆に稼ぎ、大胆に使い、大胆に遊び、人生を楽しんでいる時、帝王は、10億円を2370億円にしているのだから、追いつけるはずはありません。

巷の成功者が残せる金額は、せいぜい何億円、何十億円。これでも世間の一般人と比べたら、御の字だと思います。大変上手くいった場合でしょう。

しかし、帝王は、数千億円、数兆円なので、文字どおり次元が違います。

巷の成功者が、30年後にこれらのことに気づいてももう遅いでしょう。

なぜなら、人間は、それほど長くは生きられないですから。

 

あなたが稼ぐ目的はなんですか?

あなたの稼ぐ目的が高級車や高級マンションであれば、稼いだ後高い確率であなたはそれを手にするでしょう。
それが悪いことではないと思います。
だが、途中で気づくはずです。
高級車や高級マンションを手にしたら、今後はそれを維持することだけが目的になっている。
つまり、人は、稼ぐ目的を持って始め、稼ぐ目的を達した時をもって、迷路に迷ってしまいます。目的が消えてしまったからです。

高級車や高級マンションのために頑張る人生は本当に面白いでしょうか。
稼ぐ目的は、永遠に達成されないものであるべきです(少なくとも帝王たちはそうしているでしょう)。

まして、ローンやリースで車を買ったり、高額な賃貸料を払い続けたら、人生を棒に振ることになりかねません。
なぜなら、ローンとは、将来の稼ぎを前借しているのと同じだし、賃料とは消費にほかならず、オーナーを儲けさせているだけだからです。

 

大切なこと

あなたが本当に成功したいと思っているのならば、大切なルールがあります。

  • 長期保有であること
  • ポートフォリオが集中していること
  • 元本に手を付けないこと
  • 損切をしないこと(ほとんど必ず利食いで終えること)
  • 必要なコストを上回る余剰金を継続して元本に足していくこと
    • 現実的に考えて、この最後の項目が最初は、最も大切になります。
      なぜなら、投資の元手がないことがほとんどだからです。投資の元手を作り出しては、ドルコスト平均で、時間をかけて選定した長期株に投じていく必要があるからです。

 

ほとんど儲かることが確実な銘柄さえ分かったら

もし、あなたの前に99%の確率で儲かることが確実な銘柄があったとしたらどうしますか?
きっとあなたは、死に物狂いでお金をねん出して、あるいは、集めて、作り出して、その銘柄にありったけのお金を投じることでしょう。

つまり、長期投資とは、何に投じるべきであるのかを分かるようになれば、半分は成功したも同然なのです。

バフェット氏は、その手紙のなかでこう言っています。

今から10年後、15年後のその企業の姿が見えるものが理解できる銘柄という時の意味である。

そういうものにしか投じない。

 

バフェット氏の優位性

長期保有できること自体が競争優位性であることは以前の記事でもご紹介しました。
他にバフェットの優位性を挙げると、それは「損を絶対にしないこと」です。

その担保となっているのが、先に挙げた10年後、15年後の姿がかなりはっきりと見えるということであり、逆に言えばそれが見えない銘柄には一切投じないということです。

確かにこれをすると、インテルやマイクロソフトなどでは、機会ロスを起こしてしまうわけですが、逆に言えば、インテル、マイクロソフトなど10年後の姿が見えない銘柄では、損をしないということでもある。

つまり、儲かるかもしれませんが、損するかもしれないものに投じない、儲かるしかないものだけに投じることで、損切を回避している。

ゆえに、増え続けるしかない、という結果になります。
儲かるかもしれないし、損するかもしれない、では、意味がないということ。
必ず儲けなければならない。そう考えると、銘柄選択がいかに重要か分かることと思います。

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