ストップロス(損切り)とターゲット(利食い)の設定方法の考え方

トレードで勝つためには、勝てるトレーダーの思考を真似するのが近道です。

勝てるトレーダーになるための思考として、例えば、次のような思考回路があります。

  • 相場の状態を正しく診断する(敵を知る)
    例えば、変化を知ることが大切です。次のチャートの場合、アリゲーターの赤いラインを超えていなかったのが初めて超えた。という変化が見られます。
    このような場合、大きく下げることはないと考えられます。

 

 

  • その状態を前提にエントリー条件を定める(相場に適合させる)
    例えば、値動きがない状況であれば、時間軸を短くして、短い距離で利益を積み重ねることができます。
  • エントリー、ターゲット、ストップロスの3プライスに発注を行う
  • 結果を待つ

 

エントリーのまとめ

エントリーの際は、トレードのシナリオを事前に作ることが大切です。
シナリオとは、エントリー後の値動きの想定です。

シナリオは、常にショートした場合とロングした場合との2つに分けて考えます

【ショートした場合】

  • 合理的なストップロスがどこになるか決めます。
  • ストップロスにかかった場合の損失可能性額を算出する。
  • 期待利益スペースを確認する。

※事例のチャートは、1時間足

【ロングした場合】

  • 合理的なストップロスがどこになるか決めます。
  • ストップロスにかかった場合の損失可能性額を算出する。
  • 期待利益スペースを確認する。

※事例のチャートは、1時間足

PFが「1」以上になるのは、どちらかを確認する。

自分のエントリーより上位の時間軸(プライマリートレンド)がどちらであるか確認する。
次のチャート(4時間足)だとレンジの様相を呈しているので、利食い距離は短くしていくイメージです。

プライマリーに逆行するシナリオは採用しないか、あるいは、採用しても利食い距離を短くしていくこと。
当然、0ライン(逆指値を建値に設定)を作るべきなのもプライマリートレンドに逆行する時です。

 

ストップロスの考え方

ストップロスは、エントリー時点で決めていないといけません
エントリーをした直後(あるいは、新規予約注文の直後)に注文の修正でストップロス(SL)を入れます。

ストップロスというのは、絶対に超えてはいけない一線であり、セーフティベルトの役割を負っています。
そのため、本来は、ストップロスにかかってほしいわけではありません。

したがって、ストップロスというのは、近ければ良い。というものではありません。
なぜなら、為替の値動きに短期的で無意味で軽微な異常変動があるからです。
例えば、ひげで直近安値・高値を少し割って戻って来るような場合です。
それらの異常変動は、全体の抽象化された値動きに影響を与えませんが、ストップロスにかかれば、お終いです。
つまり、ストップロスが近すぎると、無意味な動きによって全体の結果を大きく悪化させることもあるため、それらの動きを最初から織り込んだ程度の距離も必要であり、セーフティベルトは、チャートを見ていない間、もしもの場合のためですから、チャートを見ている場合は、セーフティベルトより手前で切ることが大半なのです。

 

セーフティベルトと裁量カットを分ける

セーフティベルト(ストップロス)と手動裁量によるロスカットは、別物です。

セーフティベルトは、万が一に備えるもので、何があってもそこを超えてはならないラインです。

手動裁量によるロスカットは、値動きが期待どおりではない場合に損失を最小限にして一度抜けて態勢を立て直すものです。

つまり、常に最初に設定したセーフティベルトであるストップロスの値までストップロスをしないか。というとそんなことはないということです。

チャートを見れていない間は、トレイリングストップが発動しない限り、ストップロスを頼るしかないので、見られていない時のストップロスラインこそが重要です。
チャートを見られている時には、値動き次第で裁量カットの方が当然優秀な結果(損失限定)となります。

 

ターゲットの考え方

期待利益スペースを確認して利益を得られる余地があるか確認します。

(期待利益スペースのイメージを貼る)

次の抵抗を探します。
抵抗とは、レジスタンスともいい過去にレートが滞留したような位置のことを指します。

抵抗となりそうなやや手前で利食いすることが重要です。
トレードを始めた頃は、短めの距離で利食いすることを訓練することがおすすめです。
例えば、最初の目標は、通算1日10pipsのプラス、月間200pipsのプラスです。
次の目標は、通算1日20pipsのプラス、月間400pipsのプラスです。

 

場面ごとにターゲットへの対処を変える

ターゲットは、常に一定に設定できるわけではありません。

次のような状況下では、ターゲットへの対処を柔軟に変える必要があります。

強いテーマが市場を席捲している時

トレイリングなどで利益を伸ばすことが必要です。

転換点の初動範囲でエントリーできた時

まずは、0ライン(逆指値を建値に設定)を守り、ひたすら時間を経過させます。

利益が乗ってきたら、切り上げていく安値(切り下げていく高値)までストップロスラインを移動させて含み益を確保します。
(その時、トレンドの調整の範疇でエグジットされないように注意する。それが判断不明ならば、0ラインですっと放置しておいた方が良いです。)

値動きが弱い時、市場にテーマや材料がない時、明らかにレンジ相場である時

短い距離でターゲットを設定して、短い利食いを繰り返します。

 

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