中小企業診断士と会社での仕事との親和性は高いのか・・・??

国家資格である中小企業診断士は、日経新聞でも取り上げられビジネスマンが取得したい資格として人気が高いようです。
正直、取ってどうするのかいろいろ聞いてみたいです。
確かに中小企業診断士資格は、実務にも使える資格であり、活用の機会はあると思います。
しかし、費用対効果が微妙です。
特に社内診断士と呼ばれる本業が会社員の人は微妙です。

 

5年に一度

それは、中小企業診断士の更新制度があるからです。
5年間で実務に従事する必要が30日以上あります。
しかし、中小企業に所属され普段より、会社の経営に関わっている方であればいざ知らず、
普通の方は、中小企業支援の機会がありません。
なので、個人で特別に活動するか、中小企業診断士協会主催の実務従事を活用することになります。
その費用が結構するのです。
協会の機会を活用すると一日当たり6,000円~9,000円くらいかかります。
それが、保持期間中ずっと続くのです。もちろん、実務従事代だけでなく、協会に所属すれば、その会費も必要になりますし、
実務従事以外にも、研修を受講することが必要なのです。

また、取得にも時間と費用が必要です。
特に時間は、かなりかかる人が多いのではないでしょうか。
私も、3年半くらいかかりました。この勉強時間を別の活動に当てたとしたら、相当な活動ができると思います。
ちょっとした副業も軌道に乗せられる期間かもしれません。

費用だけでは、ありません。
実務に直接活用できるかと言われると直接関わる知識が少ないです。
あくまで活用することはできても範囲が広すぎるため、どうしても試験を見据えた勉強が中心になりがちです。
そのため、実務で活用するには、試験勉強だけでは知識が浅いのです。
実務で活用するためには、個別にもっと掘り下げた勉強が必要になるでしょう。

 

実務で活用

今までデメリットのようなことを記載してきましたが、
かなり実践的に実務に役に立つ知識もあります。
それは、二次試験で必要なスキルです。
二次試験では、事例企業の診断報告書を作成する模擬試験です。
そのため、仮説思考や各回答の一貫性のような物事を考えるスキルが必要となってきます。
試験の問題として求められるわけではなく、記述式の問題を回答する上で必要になるのです。
もちろん、これは、勉強の仕方によっては、まったく身につかないので誰にでもあてはまるものではありません。
しかし、勉強を通して身につけられるスキルではあるので実務を意識して勉強方法などを選択すれば
実務でも役に立てることが可能となるのです。

他には、試験勉強が長期間になりがちなので計画のスキルは、身につくと思います。
一次試験は、7科目あり、まんべんなくすべての範囲を勉強することはかなりしんどいです。
そのため、得意な科目や不得意な科目で勉強の優先順位やかける時間を調整し、
最小の労力で合格することを目指すことになります。
また、勉強されている方は、社会人の方が多いと思います。
その場合、勉強時間がかなり限られると思いますのでスケジュールのスキルも必要です。

 

まとめ

中小企業診断士の資格を取得したからといって本業で成果をあげられるかは、各人次第だと思います。
特に取得した=役に立つというわけではありませんので目的なく取得される方は、合格後に必要になることも踏まえて
勉強を始められることをおすすめします。
どちらかというと長い勉強期間を通じて得られることが多いのでその経験が自然と活きてくるイメージの方が
良いと思います。
会社にいるとスキルアップを推奨してくるケースがありますがしっかり必要性を確認してから
取り組まないと要件にずれが生じてしまい単なる飾りになって終わることになりかねません。
とはいえ、使い方次第では、活用機会が多い資格であることは間違いないので挑戦し甲斐のある資格であると思います。

それでは、明日のために。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。