はじめての中小企業診断士二次試験で240点を狙う勉強方法とは・・・??

今年、中小企業診断士試験を受験されたみなさん、一次試験お疲れ様でした。
一次試験が終わりいよいよ鬼門の二次試験に向けて勉強をされていると思います。
二次試験までは、2か月ほどしかありませんので、休んでいる暇はありません。
しかし、筆記の二次試験さえ終われば、ほぼ合格したようなものなのでもう少しのがんばりどころです。

多くの事例で場数を踏む

二次試験は、数をこなせばできるようになるわけではありませんが、多くの事例に触れておく必要があります。

~ポイント~

多くの事例をこなそう
過去問はもちろん、可能であれば受験校の答案練習のカリキュラムを利用しましょう。

 

今年初めて二次試験を受験される方は、一次試験と違い明確な回答がなく勉強方法に迷われているのではないでしょうか。
また、自己採点も難しいため、一人で勉強することが難しい試験です。
しかし、明確な答えがないのは、逆に言うと、明確な間違いでなければ、不正解にできないということでもあります。
なので、回答の選択肢は広がると思っています。

読みやすい回答

ならば、「どっちともとれるような玉虫色の回答を書けば良いのでは?」と思われる方がいたら、危険な考えです。
二次試験は、試験ではありますが、経営者への経営診断書を模しています。
あいまいな回答は、間違いではありませんが、診断結果を聞く経営者からすると何が良いのか悪いのか、
これからどのようにすれば良いか分からない経営診断書を見せられたら、間違いなく困ると思います。
そうすると、品質の高い経営診断書にはならず、点数が入らなくなってしまいますので回答は、具体的に分かりやすく作成することが必要です。

~ポイント~

二次試験の解答は、具体的に書くこと

 

また、二次試験は、一次試験で勉強した知識の応用を問われていることを忘れてはいけません。
たまに、独自の理論を展開して回答を作成する人がいますが、これは、試験の趣旨から外れています。
なので、回答を作成する際は、一次試験の知識を根拠に作成する必要があります。

多面的に書く

特に、一つの視点から回答を作成するのは、NGです。
様々な視点から俯瞰して、回答を作成するのですが、その際に役に立つのは、一次試験で勉強したフレームワークです。
もちろん事例のケースにもよりますが、多くの場合は、一次試験で勉強したフレームワークの切り口を網羅するような回答を書ければ、加点になると思われます。

~ポイント~

回答の根拠は、一次試験の知識

 

矛盾した内容は分かりにくい

次に、二次試験で一番大事な要素をお話したいと思います。
二次試験の解答は、個々の設問に対して回答するだけでは高得点は狙えないと考えています。
先ほども説明したとおり、二次試験は、「経営診断書」を模しています。
そのため、矛盾した回答は、個別に見たら間違いでなくても全体を通してみた時、違和感がでてしまいます。
経営者が診断結果を読んだ時に対処に迷うような回答は避けなければいけません。
そのため、回答の「一貫性」が重要だと私は考えています。
各事例の時間が80分しかないなか、全体の一貫性を踏まえて作成するのは難しいのですが、ぜひ過去問等の回数をこなして意識していただきたいポイントです。

では、どのようにすれば、回答の一貫性が出せるかといいますと、回答を記載する前に自分なりのストーリーを考えて回答を作成する方法があります。
とはいっても、冒頭から考えては時間がありませんので、与件文を読んだ時点で大まかな方向性(今後の方針)を
想定してそれに沿って回答を作成するのが、効率的だと思います。

 

~ポイント~

回答内容は、一貫性が大事

 

極力空欄は作らない

二次試験は、明確な回答がないといいましたが、事例Ⅳの計算問題に関しては、明確な回答があります。
(たまに、考え方の違いで複数の回答が導ける場合がありますが例外です)
そのため、事例Ⅳに関しては、過去に問われた計算問題は、解けるようにしておくべきです。
他の受験者も過去問については対策をしているはずなので、過去問と同様の論点の計算問題を間違うのは、致命的になります。
また、事例Ⅳでは、他の事例と違い得点を稼ぐコツがあります。
途中の計算が解けなくても、結論を定性的に記載するような場合(例えば、施策を実施するか、実施しないか。など)、
二択で回答を書くことができます。途中の計算ができていなくても結論だけ合っていれば、部分点があると思いますので、
どうしても分からなかったら感でいいので書くことをおすすめします。

平成29年 第3問 設問2
この案の採否を検討する際に考慮するべき代表的な指標を安全性と収益性の観点から1つずつ計算し、収益性の観点から採否を決定せよ。
資本コストは7%である。
なお、解答にあたっては、以下の複利現価係数を利用し、最終的な解答の単位における小数点第位を四捨五入すること。

このような問題の場合、計算ができなくても採択するか採択しないは、最低でも選択しましょう。
この年度は、選択肢が答案用紙にあらかじめ記載されていますが、記述させるような場合だったら、
結論だけでも記載しておきましょう。白紙は、厳禁です。
あと1点で不合格になることもあります(私は、二次試験1年目に239点で落ちました)ので、必ず書けるところは書くようにしましょう。

 

~ポイント~

過去の計算問題は、解けるようにしておこう。
計算ができなくても結論だけでも書こう。

 

まとめ

二次試験は、一次試験と違って新しい知識を覚えることは少ないです。
しかし、文章の書き方や切り口の考え方など読み手に分かりやすい文章を書くだけでなく、
回答のストーリーも考慮するなど別の努力が必要になります。

これらのスキルを身につけるためには、ただ問題を繰り返し解くのではなく、
自分の思考ロジックが理論的かつ一次試験の知識をベースに考えているかを繰り返し検証する必要があります。
そのため、同じ問題を解くのではなく、初見の問題で理想のロジックで回答できているか繰り返しトライ&エラーを
繰り返すことが効果的だと思います。
また、事例Ⅳに慣れるためにも数をこなすことが大事になるでしょう。

残り2か月できる限りのことをやって合格を掴み取ってください。

それでは、明日のために。

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