中小企業診断士試験になかなか合格できない場合の対処方法(諦めるか頑張るか)

中小企業診断士を目指して頑張って勉強されている方がこのブログを見て頂けるのは、非常に嬉しいです。
なので、私が中小企業診断士の登録をしてから感じた率直な感想や目の当たりにした現実をありのままにお伝えしていきたいと思います。

ぜひ、中小企業診断士を目指されようと勉強を始めた以上、最後まで頑張っていただきたいと思います。
しかし、趣味で取得されるのでない限り、期限を区切って勉強されることをお勧めします。
もし、そもそも何となく目的や理由もないまま勉強を始められた方は、期限を区切るとともに一度勉強する意味を振り返っていただくことをお勧めします。

試験勉強の期限を区切らなければいけない理由

中小企業診断士に限りませんが、試験勉強は、ダラダラと続けても得られる効果が少ないです。ほとんどないと言ってもいいかもしれません。
なぜなら、試験範囲のことを繰り返し勉強することになるため、ほとんど同じことを繰り返して勉強するからです。その間、どんどん新しいことが世の中には出てきて実務では、少なからず古い情報を勉強することになるからです。
なので、期限を区切って集中して結果を出すことを目指していただきたいです。

私も合格して登録後に感じたのですが、実務では、試験とはまったく違うスキルが必要になるため、試験合格はあくまでもスタートラインに立ったに過ぎないのです。そもそも、中小企業診断士には、独占業務がないのでスタートラインに立つことだけに焦点を当てるならば、わざわざ合格していなくても問題はありません。
また、中小企業診断士が要件になっているような求人もほとんどないのが現状です。(あってもそれだけで食える仕事ではありません。)
「中小企業診断士」の資格とは、所詮その程度の代物なので、同じような内容を毎年勉強するくらいならば、もっと実践的な内容を勉強した方が得られるリターンが大きいと思います。

時間

中小企業診断士の勉強は、一部の方を除いて片手間でできる量ではありません。そのため、意図的に勉強の時間を確保する必要があります。
勉強をしていなかったら、できたはずのことを辞めてまで勉強するわけですから、勉強期間が長引くのは、時間がもったいないです。

一方で、短期間(例えば、1年でストレート合格)で合格してしまうと、知識の定着が浅いのである程度勉強時間が長い方が合格後に有利という声もききますが、正直、1、2年何も勉強したことに触れなければ、ほとんど忘れてしまうのであまり短い時間で合格しても変わらない気がします。
それより、早く合格してしまって中小企業診断士としての行動をした方がより成長できると思います。
その中で必要なことを忘れないように覚えていけば良い気がします。何より、単なる試験勉強と実務の勉強では、モチベーションが違いますよ。

機会損失

個人的に試験勉強は、資格を取得するための勉強なので生産的ではないと思っています。
しかも、早く試験に合格できてしまえば、その分早く中小企業診断士として実務に関わることができるので、その分の機会を逃すことになってしまします。

中小企業診断士の一次試験でも勉強する機会損失が発生してしまうことになるので、中小企業診断士として活動を考えている方は、1年でも早く取得してください。実務経験にまさる勉強はないです。

お金

一次試験も二次試験ももう1年勉強することになると、改正点や新たな問題に触れるという意味で、受験校を活用される方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうすると、数万円の出費になります。
すんなり払える金額であれば問題ないのですが、そこそこ良い金額になるため、何年も試験を受けることになるのは避けたいのではないでしょうか。

覚悟を持つ

試験でも自分を追い込む必要は、少なからずあると思います。また、「来年受ければ良いや」なんて気持ちで受験したら、受かるものも受かりません。必ずこの年までに合格するという覚悟をもって望むためには、期限を定めて取り組むのが一番だと思います。

私が知っているだけでも2名の方が受験申込を忘れるという考えられないミスをしたのを知っています。
はっきり言って合格する気がまったくないと言っても過言ではありません。

一時が万事だと思って試験に望む位で丁度良い試験だと私は思います。

 

頑張って得られるもの

中小企業診断士の試験を頑張って合格するともちろん合格者だけが得られるものがあります。
今勉強されている方も合格して何かしら得たいから、勉強されていると思うのでそれを得ることを励みに頑張ってください。

達成感(自己満足)

中小企業診断士試験は、まがりなりにも国家試験です。また、なかなか取得が難しい部類の試験になりますし、勉強時間もそれなりに必要です。
そのため、合格した時は、達成感は得られることでしょう。

私も合格発表で合格を確認したときは、(ちょっと)日頃感じない嬉しさがありました。
まぁ、すぐに努力したんだから受かって当然。という思いがあったのですぐになくなってしまいましたが。
でも、こんな自分も頑張れば、士業の国家試験くらいは、合格できるという自信には繋がりました。

自己満足かもしれませんが、努力が報われる経験というのは、なかなかできないことが多いのでぜひ、合格して達成感を味わっていただきたいと思います。絶対に、これから何かに取り組む際の自信にはつながることは間違いないでしょう。

資格手当(制度がある場合)

会社で資格取得が奨励されている場合は、少ないと思いますが資格取得手当が支払われる場合があります。
今までの苦労に比べたら大したことはありませんので、これを目的にされる方は少ないと思いますが一応臨時収入にはなるでしょう。

副業する理由ができる

中小企業診断士は、資格の更新要件に5年間のうちに中小企業への実務を30日以上行う必要があります。
ケースにもよりますが、実務従事は、あくまで仕事なので報酬が発生する可能性もなくはありません。
そのため、資格維持のために副業(実務従事)をしなければいけない理由ができます。

いかなる理由があっても副業は認められない場合を除き、許可制だったとしても稼ぐための副業ではなく資格維持のための副業を行う理由ができますので今まで副業をためらっていた方も堂々と副業ができるようになるかもしれません。

しかし、実際に報酬が発生するような実務従事は、そう簡単に取れるものではないので期待は禁物です。
単にお小遣い稼ぎであれば、別の副業をお勧めします。

社内における仕事のチャンス

まずありません。というか、企業にもよりますが、大企業だと中小企業診断士なんて関係ありません。
数人、中小企業診断士を取得して経営企画部に異動できたと聞きましたが、正直経営者に理解がないと難しいでしょうね。
そのかわり、中小企業診断士のスキルをしっかり理解してくれる上司ならチャンスはあると思います。

日頃から中小企業診断士の布教活動が必要かもしれません。

 

まとめ

勉強することがライフワークでない限り、ダラダラ続けるのはお勧めしません。
しょせん、他士業と違って独占業務がないのでなくてもほとんどの仕事はできますので、実践的な勉強の機会を探す努力をした方が自分にプラスになると思います。

間違っても、今まで積み上げてきた大事なキャリアを棒に振ってまで中小企業診断士に捧げるようなリスキーなことを安易に行わないようにしましょう。
私は、キャリアチェンジしてまで中小企業診断士にこだわりましたが、現状、得られたものより手放したものの方が多いです。

 

 

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