MT4(FX)で自分のトレードの状況を知るためにはこの項目を見よう(詳細レポートの見方)

FXで取引するとどのくらい買ったか、負けたか過去の収支が気になると思います。

では、過去に最大どの程度負けたか、自分はトレードしたらどの程度勝てるか(期待値)を具体的(定量的)に知っていますか?

日本国内のFX業者は、それぞれシステムが独自のため、把握できる項目も異なると思いますが、ほとんどの業者で特定の期間にどんな通貨をどの程度取引して、損益がどのくらいあったのかを知れる程度だと思います。
なので、自分のトレードでどの程度儲かっているかを知るためには、別途エクセル等で分析するしかありません。

しかし、MT4を使うと自分の収益の期待値や最大どの程度負けたのかなど様々な収益分析が一瞬で表示させることができます。
この機能を使って、自分のトレード状況を確認して見ると、コツコツ買ってドカンと負ける(通称:コツコツドカン)トレードの特徴などが分かり、改善しなければいけない課題が見つかるかもしれません。

今回は、MT4を使ったトレード成績の見方について、解説していきます。

トレードの詳細情報(詳細レポート)を取得する

MT4には、トレードの詳細レポートを出力する機能があり、この詳細レポートを確認することで自分がどのようなトレードをしてきたのか具体的な数字で確認することができます。

まずは、この詳細レポートを出力してみましょう。

詳細レポートの出力手順

  1. ターミナルの「口座履歴」のタブを表示する。
  2. レポートの対象期間を選択する。
    ターミナルの口座履歴の表示画面上で右クリックし、「期間のカスタム設定」を選択します。
  3. 表示させたい期間を入力する。
    期間を設定するウィンドウが開きますので、表示させたい期間を入力します。
    期間のプルダウンからは、一定の期間を選択できます。
    期間が設定できたら「OK」ボタンを押します。
  4. 詳細レポートを保存する。
    再度、ターミナルの口座履歴の表示画面上で右クリックし、「詳細レポートの保存」を選択します。
    「名前を付けて保存」のウィンドウが表示されますので任意の場所に名前を付けて保存します。
  5. 保存した詳細レポートを表示します。
    HTMLファイルが保存されますので、ダブルクリックするとブラウザソフト(InternetExproler、Chromeなど)で開くことができます。

 

これを見ればトレードが丸わかり

MT4の詳細レポートを開くと次のような情報が表示されます。
主に5つの情報で構成されています。

① Closed Transaction(クローズド・トランスアクション)

決済が完了しているトレードと入出金の履歴を表示しています。

② Open Trades(オープン・トレードズ)

現在保有しているポジションを表示しています。

③ Working Orders(ワーキング・オーダーズ)

現在注文中の未約定の注文を表示しています。

④ A/C Summary(A/Cサマリー)

現在の口座状況を表示しています。
各項目は、次のとおりです。

  • Deposit/Withdrawal
    入出金の合計額を表示しています。
  • Closed Trade P/L
    決済したトレード損益の合計を表示しています。
  • Blance
    現在の口座残高が表示されます。
  • Credit Facility
    信用枠を表示します。FXでは、通常使用しない項目のため「0」を表示します。
  • Floating P/L
    未決済ポジションの含み益、含み損の合計を表示しています。
  • Equity
    口座残高に未決済のポジションの含み益、または、含み損を加味した正味の口座残高を表示します。
  • Margin
    現在保有しているポジションを保有するために必要な証拠金の金額を表示しています。
  • Free Margin
    現在拘束されていない自由に使える証拠金の金額を表示しています。

⑤ Details(ディティールズ)

トレードの成績を表示しています。
詳細レポートの中で特に注目して確認すべき項目です。
各項目は、次のとおりです。

  • 資産曲線
    資産の増減を視覚的に分かりやすくグラフにしたものです。
    このグラフができるだけジグザグしたグラフにならずに、移動平均で考えれば、右肩上がりになっているトレードが良いトレードです。

    急激に利益を上げ、急激に損失を出すというようなトレードは、そのトレードを行っている自分自身にストレスを溜めることになります。

    ジェットコースターのようなグラフにならず、安定的にゆっくりと右肩上がりで継続利益を上げられるトレーダーを目指しましょう。
  • Gross Profit
    獲得した利益の総額を表示しています。
  • Gross ross
    損失の総額を表示しています。
  • Total Net Profit
    獲得した利益の総額から損失の総額を引いた金額で利益額を表示しています。
    Total Net Profit = (Gross Profit)-(Gross ross)
  • Profit Factor
    総利益で総損失で割った数字です。総利益が総損失の何倍かを示すデータです。
    いくら投資したら、最終的にどれくらい儲かるかというリターンの目安になります。
    1を超えていれば、利益が出ていることになります。
    Profit Factor = 総利益(Gross Profit) ÷ 総損失(Gross ross) > 1

    Profit Factorが「2.0以上」だと良いトレードとされます。
    通常は、1.0~2.0程度です。
    1.0を超えていれば、利益の期待値が1以上なのでやる意味はあります。
  • Expected payoff
    現在の成績で1回当たりのトレードで期待される損益を表示しています。
    この数値が大きいほどよいトレードであることを意味し、平均損益が0より大きいことが最低条件となります。
  • Absolute Drawdown
    初期の口座残高に対して最大損失金額を表示しています。
  • Maximal Drawdown
    口座残高のピークから金額ベースで最大のドローダウンとなったかを表示しています。
    最大ドローダウンが「10%以下」であれば、良いトレードとされます。
  • Relative Drawdown
    口座残高のピークから割合ベースで最大のドローダウンとなったかを表示します。
  • Total Trade
    トレードの回数を表示しています。
    この回数が少なすぎると、たまたまその時に勝っていただけという可能性があり、カーブフィッティング(※)の可能性があります。
    ※過剰に最適化すること。実験的に得られたデータまたは制約条件に最も当てはまるような曲線となること。

    したがって、総トレード数は、最低でも100回は必要になる。
  • Short Positions(Won%)
    売りポジションを持った回数とその勝率を表示しています。
  • Long Positions(Won%)
    買いポジションを持った回数とその勝率を表示しています。
  • (Largest/Average)Profit Trade
    1回のトレードで得た最大の利益額、利益額の平均を表示しています。
  • (Largest/Average)Loss Trade
    1回のトレードで失った最大の損失額、損失額の平均を表示しています。
  • (Maximum)consecutive wins($)
    最大の連勝回数、その時に失った利益金額を表示します。
  • (Maximum)consecutive loss($)
    最大の連敗回数、その時に失った損失金額を表示します。
  • (Maximal/Average)consecutive profit
    最大の連勝による利益、連勝による利益の平均、最大連勝数、平均の連勝数をそれぞれ表示します。
  • (Maximal/Average)consecutive losses
    最大の連敗による損失額、連敗による損失の平均、最大連敗数、平均の連敗数をそれぞれ表示します。

 

まとめ

詳細レポートを活用して、自分のトレードを振り返り、日々進化してトレードを極めるために頑張っていきましょう!

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