相場を見る目を養ってトレンド相場とレンジ相場を見分ける

相場は、大きく分けると「トレンド相場」と「レンジ相場」の2つに分けられます。
感覚的にトレンド相場は、全体の1割〜2割位で残りは、レンジ相場になります。

そのため、スキャルピングのようなトレードを除いて、大局的に今は、トレンド相場なのかレンジ相場なのかを見分ける必要があります。
これを見誤ると大きく負ける原因になりかねません。

相場を見る目

あなたを含めて、トレーダーは、トレンド相場が大好きだと思います。
一方向に迷いなく進む相場は、過去を振り返ってもとても気持ちよくなるのではないでしょうか。

誰でも簡単に利益が出せるため、とりあえずその方向にエントリーさえしていればよいからです。
なまじ知識があるよりも馬鹿正直に乗っかれて、放置できる人の方が利益が大きくなったりします。

しかし、一方向に進むトレンドが終わった後も同じようにその方向にエントリーしてしまい稼いだ利益をすべて吐き出してしまいます。(´・ω・`)

もう、トレンドが終わっているのですから、入るたび損切りになり、含み益を得たと思ったら伸びずに終わることになります。
(0ラインを知らないとすべて損切りになります。トレンドが終わった以上、短く利益確定するのが最良であるにも関わらずに繰り返してしまいます。)

だが、一度、トレンドの味をしめた人は、またトレンドがやってくることを強く期待し、それがあたかもすぐやってくるように思い込みます
(必ずトレンドが近いうちにやってくるのだと盲信する。)

なお、流行っている自動売買やシステムトレードが年間を通じて勝てないのは、トレンドとレンジで柔軟に対応できないからです。
もちろん、裁量であっても、自分のスタイルに合わなければ勝てないでしょう。
そのためにも敵(相場の状況)を知ることが大切です。

日足ベースのトレンドは年に数回あるかないか

ただ、残念なことに日足ベースの鮮やかなトレンドというのは、年に数回あれば良い方です。
たいていは、年に1回ぐらいしかありません。

年間を通じてほとんどの場合、スラストと呼ばれる強い上昇や下落(これを鮮やかなトレンドとする)は、やってくることはありません
私達が日々トレードする相場は、対局で見れば、9割(大部分)がレンジであることがほとんどです。
トレンドもやってはきますが、それは結局、数日程度で終わってしまうような短期軸における瞬間的なトレンドばかりなのです。

そういう前提は変わりないにも関わらず、ごく一部のトレーダーは、安定的に利益を上げ続けます。
おそらく、彼らは、大局においてレンジという相場での戦い方を知っているからだと思われます。
逆に上手い人こそ鮮やかなトレンドの方が苦手なのかもしれません。

しかし、それでも問題はないでしょう。
なぜなら、鮮やかなトレンドなど先に説明したとおり、ほとんどやってこないからです。
相場のほとんどを占めるレンジでいつも稼げるのがプロ、相場のごく一瞬しかない鮮やかなトレンドでしか稼げず、それ以外で利益を吐き出すのが素人と分けることは自然ではないでしょうか。

対処方法

私達のようなトレーダーは、次のように考えることで、これらの問題を解決できます。

  • 大局において、レンジの時とはいかなる時かを知る方法を持つ
  • 大局において、レンジのときは、利食い目処を限定していく
  • 大局において、レンジを抜けて鮮やかなトレンドが生じる予兆を知る
  • 鮮やかなトレンドが生じる可能性のある部分では、なるべく初動を捉えて、0ラインを超えるまで見守り、じっくりと時間の経過するのを待ちます。
    この時、ポジションを分割し、値を追いかけるポジションとターゲットを近くするポジションに分けるのも良い手法です。

 

相場の大勢に混乱がないか?

長期移動平均線を使うことで、相場の混乱(つまり大局においてレンジ)を高精度に特定することができます。

鮮やかなトレンドというのは、短期から長期までの移動平均線の序列が正しい時にしか生じません。

【鮮やかなトレンドの例(日足)】

 

また、移動平均線が横ばいである時、及び、移動平均線が絡み合う時、相場は大局においてレンジに入っているといえます。

【トレンドの例(日足)】

そのため、オシレーター的発送、ボックスの中で相対的に安いのか、高いのかを判断して、エントリーすることができます。
なおかつ、大局においてレンジでは、ターゲットを近くに設定し、勝率重視の勝負をしていけば、勝てるようになれます。

混乱している例(三角保ち合い)

混乱している例として、三角保ち合いの状態が挙げられます。
三角保ち合いができるロジックは、次のような心理から発生します。

  1. 場が行き過ぎることで利益確定で売りを入れる人が現れて、ガクンと下がります。
    それにより、高値で買った(高値づかみ)人がロスカットしてきます。

    また、安値と思って逆張りのロングを積む人も現れます。
    しかし、上がらない(ロングが入って来ない)ので、逃げます。(売ります。)

    ロスカットを巻き込みどんどん下がります。

  2. 像の144日移動平均線(緑の点線)当たりで、ロングが入って来ることで再度上がります。
    そして、高値に近づくと、利食いしてきます。(今回は、前回高値を超えないと思っている。)

    また、逆張りのショートが入ってきますが、以前より利食いポイントが近くなります。

    そうやって、レンジが縮小していきます。

    さらに、長い時間軸で買っていた人がポジションを外したり、ポジションの調整も行われます。

  3. ジション調整により、資金余力ができることで一方向に動くことができます。

 

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