中小企業診断士二次試験に合格するための回答作成の共通的なコツとは・・・??

中小企業診断士二次試験は、筆記試験があり、この試験の最大の難関となっています。対策もしづらいのですが根本的に問われているのは、一次試験時の知識の応用となっています。

そのため、対策を間違わなければ合格は不可能ではありません。しかし、一次試験ほど覚える量は多くないものの本質を抑えた対応を行わないと全く歯が立たない試験だと思います。

ただし、一次試験の知識以外に二次試験独自のスキルも必要になります。そんな、二次試験(筆記試験)に必要な知識やスキルのうち、各事例に共通して必要となるスキルやテクニックをご紹介したいと思います。

 

二次試験で必要なスキル・テクニック

一般的な文章作成

二次試験は、筆記試験のため自分の回答を文章で採点者へ伝える必要があります。元々、二次試験の回答は経営診断書の体をとっていますので当然といえば当然なのですが文章で相手が理解できるように作成する必要があります。また、採点には、それほどじっくり時間をかけてないと考えられるため、一度読んで頭に入ってくるような分かりやすい文章を作成する必要があるのです。

専門用語は使わない

個人的には、難しい専門用語を使用することも避けた方が良いと考えます。もちろん中小企業診断士の試験なので一次試験で問われるような単語を使用しても理解はしてもらえると思いますが平易な単語で分かりやすく記載することが必要になると思います。合格者の再現答案を見ても専門用語はあまり使用されていないように思います。(与件文に記載がある単語は除きます。)

個人的には、経営診断書を見るのは、企業の経営者が想定されますが専門用語を知っていることが絶対ではないので基本は、専門用語を使用しなくても伝わる文章を作成する必要があると考えています。

曖昧な表現を避ける

分かりやすい文章にするためには、曖昧な文章を避けることです。主語や目的を明確にするのはもちろんのことあやふやな表現は誤解の基になります。基本的な作文のルールなのですが、文字数制限と回答時間も限られている中で軽視しがちな点だと思われます。

例えば、今後の対応を記載する設問があったとして、単に「プロモーションを行っていく。」と記載するのと、「見込み顧客に対してプロモーションをインターネットを活用して定期的に行っていく。」とするのでは、具体的にイメージする内容が全く違います。

主語が抜けて対象が曖昧なものは、受け手によってとらえられ方が変わりかねませんのでしっかりと記載するようにする必要があります。5W1Hを意識して記載するのが分かりやすい文章を書くコツになります。もちろん文字数制限があるので無理に記載するのではなく文字数とのバランスを考える必要があります。

問われたことに的確に答える

分かりやすい文章に必要な要素として、問われたことに的確に答える必要があります。原因を問われているのに表面的な現象を回答していては、話が噛み合わず何を言っているのかわからないでしょう。そのため、原因を問われたら、「原因については、〜」と冒頭に記載するなど明確に設問で問われていることについて回答していることを強調する記載をすることでブレないようにすることができると思います。

また、このように記載することで添削者に問われたことについて回答している旨を分かりやすくアピールする事もできると考えます。

結論先出し

結論を先に書いてしまうことで一番主張したいとこを端的に伝えることができます。特に今後の戦略を問われているような問題では、どうするかはっきりと示す必要がありますので結論は先に記載して後から理由を多面的に記載するのが良いと思います。

 

与件文のチェック

与件文は、回答(経営診断書)を作成するために事前に行ったヒアリング内容に当ります。

基本、与件文の内容は全てどこかの設問で使用すると考えておいた方が安全だと思います。また、逆説の接続詞で強調されている内容、他と比べて段落を分けて具体的に記載されている内容はチェックしておく必要があると思います。

また、与件文のポイントの当りをつけて読むためには、先に設問を読んでおいて問われていること(例えば、当該企業の強みなど)を確認の上、与件文を読むことで与件文のポイントをチェックしやすくすることができると思います。

 

チェック方法

そのためには、与件文の読み飛ばしは厳禁になります。各自ポイントのチェック方法を確立しておく必要があります。チェックについては、各個人でやりやすい方法があると思いますのでいくつかやり方を試してみて自分が間違わない方法が良いと思います。一本のペンでチェックする方もいればマーカーを使ってSWOT別にカーカーをする方法もあると思います。

また、問題と課題は余白にメモをするなどの方法も読み飛ばしを防ぐためには効果があるかもしれません。私は、設問ごとに関連するキーワードをマーキングしていました。ペンの持ち替えが手間ですが読み間違いを防ぐためには効果がありました。

 

回答作成

回答作成時に文章作成以外でもいくつか気をつけることがありますのでご紹介します。

回答する論点数

文字数に合わせて回答する論点を考慮することで多面的な回答を作成することに繋がります。例えば、回答の文字数が100文字であれば、2つから3つの論点を記載するなどです。

箇条書き

複数の原因などを記載する際は、ダラダラと一文で記載するのは、分かりにくいです、なので、①、②・・・というように項番を振って箇条書き(改行せずに詰めて書く)にすることで分かりやすく複数の要素を記載することができると思います。

 

まとめ

基本的な事ですが相手が何も知らない前提で回答を作成することで分かりやすい文章で書くことに繋がるでしょう。せっかく一次試験の知識やすばらしい回答を記載しても相手に伝わらなければ、元も子もありません。

過去問や受験校などの答案練習でトレーニングすると共に作文スキルに自信がない方は、ご紹介した内容を踏まえて作文のトレーニングもやっていくことで回答のレベルアップに繋がることになると思います。

 

それでは、明日のために。

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