中小企業診断士二次試験の過去問を活用するコツとは・・・??

試験勉強といえば、過去問は外せませんよね。中小企業診断士試験の二次試験ももちろん過去問分析は必要になります。

しかし、過去問ばっかりやっていると、活用方法を間違えてしまい合格がどんどん遠ざかってしまうかもしれません。他の資格と違って中小企業診断士の二次試験は、慣れれば回答できるようにならないからです。逆に慣れたからこその弊害もあると思っています。そんな、二次試験の過去問の活用方法や注意点について、まとめてみました。

 

活用方法

二次試験問題を把握する

二次試験の勉強をこれから始めるという方は、まずは、過去問を把握するために過去問をチェックすることをおすすめします。いきなり解くことは難しいかもしれませんんがまずは、どんな問題が出題されているのかを確認しないと対策もできません。最初は、与件文(当該企業の状況をまとめた文)と設問(いわゆる問題文)を読んでみるだけでも大分感覚をつかめると思います。

また、最初は、回答も見て良いと思いますのでどんな回答を記載すれば良いのかも感覚を掴むために問題と併せて確認することをおすすめします。

 

問題を解くことに慣れるため

過去問を確認して、問題を把握できたら、実際に解いてみるのが良いと思います。「習うより慣れろ」という面もあり、時間は気にせずに解いてみることをおすすめします。また、ある程度勉強された方も同様に自分のやり方になれるためにも活用することができます。

ここでいう解くことに慣れるとは、問題を覚えるものではありません。どちらかというと自分の「解くパターン」を確立するために問題を解くイメージです。

解くパターンとは?

中小企業診断士の二次試験は、時間との勝負にもなり問題によっては、慣れた方でも時間が足りなくなる可能性があります。そのため、悩む時間を極力減らし、可能な限り手順を確立してスムーズに進める必要があります。

例えば、与件文を二度読みするとかしていては時間がもったいないのです。なので、設問から読むとか与件分を最初にチェックするなど、自分が回答しやすい手順を過去問を利用して確立しておくのです。

 

 

自分の解き方のロジックを確認するため

何度か過去問を解いていくと自分の考え方にパターン(三段論法などのイメージ)ができると思います。その考え方で対応が本当にできるのかを確認するために過去問を活用するのです。もし、今の考え方では対応できない問題が合った場合は、新たな考え方をインプットする必要があります。

事例Ⅳについては、ある程度解き方のパターンを暗記してしまうのも手なのですが事例ⅠからⅢは、パターンを覚えても対応するのが難しいからです。確固たる正解がない試験なのでパターンを覚えても同じ問われ方はされないですし、与件文に沿っていなくて得点にならない可能性が高いです。

問われている内容の本質を見誤っていないか確認していかないと捻った問題などで応用が効かなくて対応できなくなります。逆に、本質を外していなければ、多少表現が悪くてもある程度の得点はあると思います。

 

気をつけること

同じ論点でも回答は違う

過去問で問われた論点だったとはいえ、問われ方や企業の条件が違えば回答の切り口は違ってくることになります。

そのため、過去問を盲信してこの論点なら回答の切り口もこうだ。という感じに陥らないようにすることです。

また、頻出論点だからといって毎回問われるわけではないので、それぞれの設問、特に与件文の内容に合わせた回答をすべきです。無理に切り口を作って回答するとちぐはぐ感のある回答になりかねません。

過去問は、あくまで本番の試験の過去問で来年の問題とは違うのです。

 

回答を覚えてしまう

過去問を何度かやっていると設問や回答を覚えてしまうと思いますが、そうなってしまったらあまり解いても効果が少ないと思います。結局のところ、本番の試験では、初見で問われている論点に気づけるかが勝負になります。また、与件文を読むこと一つとっても見落としの有無で合否が別れてしまいます。そうならないための訓練なので回答や論点を覚えてしまった問題は、あまり繰り返さない方が効率的な勉強ができると思います。もし、過去問をひととおりやってしまいある程度暗記してしまった人は、受験校などの答案練習を活用してみるのも効果があると思います。

新しい問題に触れることで、初見の対応力を養うことができますし、試験本番の緊張感なども養えると思います。

 

まとめ

中小企業診断士の二次試験は、とらえどころがないと言われますが、問われていることの本質を見誤らなければ必ず得点は稼げるはずです。絶対の答えがない以上は、ある程度回答のストーリー(筋)がしっかりしていれば、間違いではないと思われるからです。

模範解答を見て、合っていた間違っていたと右往左往することなく数ある模範解答の一つと考えて自分の回答ロジックを確立していくことが必要なのです。そのために、過去問を有効活用して勉強を進めていってみてください。

 

それでは、明日のために。

 

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