中小企業診断士は転職に有利になるのか検証した結果・・・??

中小企業診断士資格の取得者のほとんど(7割位)が企業内診断士となっています。
副業として中小企業診断士を活用することも可能ですが本業に対してどの位活用できるのか、
転職する際にどの位有利になるか試してみました。
筆者は、30代半ば〜後半なので年齢によっては、結果が異なる可能性があります。

結論

参考にはしてもらえるけど決定打にはならない。

ぶっちゃけ、あまり役に立ちません。
募集の要件として中小企業診断士が必須となる求人は皆無です。
歓迎スキルとして、中小企業診断士が挙げられている求人はありますが、しょせんおまけ程度という印象です。
結局は、必須とされているメインのスキルがないとお話になりません。私も中小企業診断士の取得を推進している企業を受けたことがあるのですが、実務経験がある業界であるにも関わらず、実務経験がない業務が求められたため、見事に落ちました。
社内の評価として、評価される事はあっても対外的には評価されないことが分かりました。

中小企業診断士を取得して、社内の経営企画部に異動になったとかコンサルティングファームに転職したという話も聞きますが、どちらもレアケースであると考えます。
特にコンサルティングファームへの転職は、専門分野が必要になることが多いです。特に大手のコンサルティングファームは、インダストリー別に募集している事が多いため、マッチする実務経験や専門知識がないとまず、内定を貰うことはないでしょう。
例えば、次のようなスキルの方が重要視される傾向があると感じました。

必要とされるスキル

専門分野のスキル・経験

やっぱり、求人の業種の実務経験が第一に考えられている印象です。結局、中途採用は、即戦力が基本なので中小企業診断士だけでは仕事にならないのが原因と思います。
専門分野と言える実務経験がなければ、良い印象を与えることは難しいでしょう。

年齢

若い人は多少経験が少なくてもポテンシャルで採用してもらえることがあると思いますので、その際には中小企業診断士は、評価される可能性があります。
しかし、私の様に30代半ばを過ぎてしまうと実務経験を重要視されてしまうため、あまり評価に繋がらない印象です。
単に歓迎スキルだけでは、評価されないのが現実です。

英語

中小企業診断士のスキル以上に利用機会が多いスキルは、ずばり「英語」です。
特にグローバルに展開する企業では、英語のスキルが必須となっており、必ずと言っていいほど求められます。
そのため、中小企業診断士より、英語が書ける、話せる方がよっぽど役に立つスキルになると思われます。

コンサルティングファームのコンサルタントのスキルレベル

大手のコンサルティングファームの人と仕事を一緒にする機会があったのですが、そこで感じたことは、中小企業診断士程度の知識は、仕事で必要な場合、習得されている気がします。
それより、ベースの処理能力の高さがないと対応できない印象です。中小企業診断士を取得できる程度の能力では、とてもじゃないけど対応できないレベルの高さです。中小企業診断士で苦戦しているなら、実務で役に立たない感じを受けました。
有名大学卒業=仕事ができるとは思いませんが、有名大学を卒業できる位の基礎力がないと対応できない印象です。

また、大手のコンサルティングファームでは、顧客が大企業が大半です。
なので、中小企業向けの対応とは、全く異なり、特定の分野に特化したコンサルティングを行うため、試験勉強程度の勉強では、浅すぎて役に立たないと感じることが多いです。

まとめ

中小企業診断士は、転職で活用することは難しいという結論です。
20代であれば、有利になる可能性はありますが、30代以上の方であれば、中小企業診断士を保有しているというだけでは効果はほとんどありません。

中小企業への転職には役に立つかもしれませんが、取得にかかった労力が見合う条件かと言われるとかなり報われない結果になると思います。

今、中小企業診断士の勉強をされている方でキャリアチェンジに活かそうと考えられている方は、本当に中小企業診断士の資格が必要とされるのか確認されることをおすすめします。正味現在価値がマイナスになってしまうかもしれませんよ。

それでは、明日のために。

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