事例Ⅰの特徴
中小企業診断士の二次試験まで、あと60日位になりましたね。
昨年は、まったく予備知識もない状態だったのでとにかく事例問題を解きまくり、毎日机にかじりついていた気がします。
習うより、慣れろ。作戦でした。
まぁ、作戦なんて考えていませんでしたけどね。
そこで、今年は、もう一回事例の特性をしっかり意識して、事例問題に取り組みたいと思っています。(そこ、「今頃?」って言わない。)
個人的な感覚なので、間違っている可能性がありますので、あくまで参考の読み物として見ていただければと思います。
【事例Ⅰの特徴】
事例Ⅰは、組織・人事の事例です。
よく、明確な答えがなく、ふわっとしているため、苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
題意がつかみにくい問題も他の事例と比較して多い気がします。
でも、それが事例Ⅰです。だって、「人」が関係する問題なので、唯一これといった解決策は、ありません。
同じ人は、いないし、他社と比べようにも人がちがうので大きなくくりでは、同じ体制かもしれませんが、人は、違います。
人が違えば、文化も違います。
そうすると、事例Ⅰの回答は、明確な対策を書くのが難しい。いや、ほぼ無理だと思います。
そもそも、80分しかない状態で具体的な対策をまとめること事態難しいのに、問題・課題自体の内容がふわっとしているなら余計に書けないと思います。
【回答レベル】
なので、事例Ⅰの回答は、ふわっとした概要レベルの回答で試験としては、十分かと思うのです。
組織体制を変えるとか文化を変えるように対策するとか。
リアルの仕事の現場だって、指示が曖昧なら、ふわっとしかできないじゃないですか。
もし、具体的にやって、依頼者の意図と外れていたら、怒られる気がします。
質問がふわっとしているのに、結果だけ具体的に出せって難しい気がします。(これをお読みになられている皆さんは、優秀なので1聞いて10わかる方かもしれませんが・・・)
また、もう一つ思うのは、他の事例(事例Ⅳは除く)にも言えると思うのですが、基本設問に従って回答しますが、明確に指定されていること以外は、ストーリーさえぶれていなければ、他の設問に書いてもいいと思うんですよ。
明確に書けって言われてないのに、書かないのがダメだとは、いえないはずですから。
基本的に問われる論点は、変わっていないはずなのでそこをしっかり押さえておいて、問われた論点にそのキーワードや要素をまぶせれば、そこそこいけるはずです。
あとは、与件の状況に上手く合せて書けば、それで十分A判定に近づく気がします。
問題は、いい感じに作文できるかは、あると思います。
それでは、明日のために。