FXで大切なお金をあっという間になくさないために必要な資金管理の方法

FXのトレードを行う際に、「レバレッジを掛けられる」ことと「強制ロスカットされる」2点の特徴を押さえておく必要があります。
いわゆる「資金管理」とか「ロットコントロール」と呼ばれるものです。

FXに限らないのですが、レバレッジを掛けて、資金管理ができていないとあっという間に資金がなくなってしまいます。
どのくらいアッという間かというと、一晩寝て起きたら数百万円なくなっています・・・。

すべての資金を失ってしまうとそれ以上トレードができなくなってしまい、ゲームオーバーです。
FXは、ある意味自分の資金を増やすゲームなので、絶対にゲームオーバーにならないようにしないといけません。
普通のゲームと違って、リアルマネーを使っている関係で、やり直しのリセットが効かないからです。

 

FXの2つの特徴を知っておきましょう

大切な資金を失わないためには、日々のトレードでの「資金管理(ロットコントロール)」が大切です。
資金管理を行うために押さえておく要素として、「レバレッジ」と「強制ロスカット」というFXの特徴を知っておく必要があります。

レバレッジとは?

レバレッジは、簡単にいうと自分の資金に対して、取引する金額の割合です。
FXでは、レバレッジをかけることで、自分が持っている資金より、多くの金額の取引を行うことができます。株の信用取引と同じような感じです。
例えば、10,000万円あって、ドルを1,000通貨分(1ドル100円を1,000通貨なので、100,000円分です。)取引した場合は、レバレッジが10倍になります。

強制ロスカットとは?

損失となっている取引を確定(決済)することをロスカットと言いますが、業者側が設定した値まで損失が膨らむと強制的にポジションを決済されてしまうことです。
損失は、いくらでも許されるわけではなく、自分の資金以上に損失を出してしまうと、業者側が損をしてしまいます。
そのため、資金を回収できるうちにポジションを強制的に決済(クローズ)させてしまい回収できなくなるリスクを回避しようとするものです。
業者によって、強制ロスカットになる水準は違いますが、取引を行う上で必要な証拠金と損失分を加味した手持ちの資金が同じ金額になると強制的に決済されてしまいます。

 

資金をなくさない管理方法

まず、資金管理を行う上で勘違いしてはいけないことは、「資金管理=損失をださない」ことではないです。
どんな上手い人であっても絶対にロスカット(損失確定)をしています。なので、損失を出さないことは、避けようがないことです。
ビジネスを行う上でも同じなのですが、致命傷にならなければ挽回するための次のチャンスを待てるはずなので、1回の負け(損失)ですべてを失わないことが必要になってきます。
致命傷にならずにどの程度のかすり傷にとどめるかをコントロールするのが、ここでいう「資金管理」になります。

では、どのようにして、かすり傷程度にとどめることができるのでしょうか。

キーワードは、「ロット」「距離」です。

この2つの要素を考慮して、1回あたりの損失額を自分が許容できる金額内に限定することができれば、資金管理をすることができます。
要は、これ以上、損失が許容できないというライン(為替レートの金額)に、逆指値注文を入れておきそのレートに達したら、機械的にロスカットできるようにしておくのです。

ロット

ロットとは、取引するポジションの数量です。
1ロット(Lot)が通常は、10,000通貨とか100,000通貨だったりします。
1ロットが10,000通貨の場合にUSDJPYを買う(Buy)とUSD(米ドル)を10,000通貨分(100万円分)買うことになります。
ロット数によって、何が変わるかというと、為替レートが変動した時の損益が変わってきます。

USDJPYを例にとってみると、10,000通貨分の米ドルを買っているとして、現在の為替レートは、「100.500」とします。
これが100.501になった場合(1ポイント上昇)、0.001円分増えたのでそれが10,000通貨分あるので含み益は、「10円」です。
これが、2ロットであれば、「20円」です。

国内の業者であれば、大体45,000円位あれば、USDJPYを10,000通貨保有することができますが、先ほどのレバレッジをかけて、10万通貨とか保有すると、0.001円の変動で100円変動することになります。
1日で0.2円位は、普通に動きますので、そのため2万円の含み損益が発生する可能性は、普通にあります。

口座内の合計ロットに注意

取引する際のロット数は、気にしたとしてもナンピンを繰り返したり、複数の通貨ペアを取引しているとポジション数が増えてしまいます。
そうすると1つのポジションのロットは、少なくても口座内のロット数を見た時に、資金と比較して大きなロットになっている可能性があります。
このような状態は、リスクが大きいので、ゲームオーバー(強制ロスカット)になりやすいため、資金に対する口座内の合計ロットでリスクを見るようにしなければ、いけません。

距離

距離とは、為替レートがどのくらい動くかです。

株は、ストップ高、ストップ安というサーキットブレイカーの機能があるので1日で動く値幅が限定されていますが、為替は、限定されていません。|
そのため、トレードするロット数の場合に、どのくらいの変動までなら、かすり傷になるのか許容できる変動幅を決めておく必要があります。
先ほどのロットの説明での例だと0.2円分損失側に動いたとして、2万円がかすり傷なのかどうかを判断します。

ちなみに、かすり傷で済まないと思う変動幅を損失でくらった場合は、ロスカットして、損失を確定(ポジションをクローズ)させて限定させないとどんどん損失が膨らむことになりますので、注意が必要です。

 

かすり傷より大きな傷を受けてしまったら

かすり傷であれば、次の取引で挽回できるかもしれません。
しかし、資金の3割や半分もの金額を失うと挽回することは容易ではありません。もうかすり傷ではなく重症の状態です。

なぜ重症かというと100万円持っていて2万円負けても資金の2%です。
残った資金は、98万円なので、2万円取り戻すためには、「2.04%分」の利益を獲得できれば、100万円にすることができます。
それが、資金の50%(半分)を失うと、残りの資金は、50万円となり、100万円にするためには、「100%分」の利益を獲得する必要があります。
また、98万円で2万円を稼ぐのと、50万円で50万円稼ぐのは、同じではありません。仮に同じ条件(ロット数)で取引した場合、リスク(損失を受けた時の度合)が違います。

ゆっくり利益を増やす

大きな損失を出しても焦って取り戻そうとするのは、ちょっと待ってください。
短時間で取り戻すためには、ロット数を大きくすることになり、ゲームオーバーへのリスクが高くなってしまいます。

FXは、レバレッジをかけられることは、冒頭に説明しましたが、損失も大きくなれば、利益も大きくなります。
また、利益は、複利の力が使えますので、上手く運用すれば、思った以上に早く取り戻すことができるかもしれません。

50万円負けてしまって、現在50万円ある場合、2万円負けた場合(残金98万円)と同じリスクをとって増やしていくとすると、約2%の利益を積み重ねることになりますので、約35日間毎日、複利で増やすことができれば、30日程度で100万円に戻ることになります。
35日が長いかはひとそれぞれかもしれませんが、約1か月間で50万円を得ることができると考えたら、決して遅くはないと思います。

例:50万円を日利2%で複利運用した結果(表面金利)

 

冷静になろう

大きな傷(損失)を受けると冷静な判断ができなくなることが多いです。
特に初心者や生活に必要なお金で取引すると余計に判断ができなくなることが多いです。

しかし、一度確定した損失は、戻って来ませんから、今回何が悪かったのか、今後どのようにしていけばよいかを分析して、次につなげていくことがゲーム(FX)を長く続けるコツだと思います。

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