材料相場(雇用統計などの指標発表時)におけるトレード方法

FXでトレードをされていると、事件などがないにも関わらず突然値動きが激しくなることがありませんか?

為替のトレードでは、注目されている指標やイベントがあると相場が大きく動く時があります。
このような相場を材料相場ともいいます。

材料相場では、レートが大きく動くことから、上手くトレードすれば、短時間で大きな利益を上げることが可能ですが、反対に値動きが激しいので損失も大きくなってしまう可能性があります。
また、ポジションを保有したまま材料相場を迎えてしまうと反対に大きく動くこともあるため、せっかくの含み益が一瞬でなくなってしまうようなこともあります。

材料相場は短期間で儲けるチャンス!

このように、値動きが激しい状況になる材料相場ですが、基本的には、チャンスだと思っています。

材料相場は、スポット的なイベントであるため、短期相場になります。
そのため、やはりテクニカル理論に従い、値動きをしていると思われます。(もちろん、テクニカル理論のどれが当てはまるかは、終わってみないと分かりません。)

短期相場がテクニカル的に動くのは、相場を動かしているのが、主に短期トレーダー主導であるからであり、かつ、短期トレーダーがチャートを重視しているからだと思います。
そのような中で、スポット的に材料が市場に投げ込まれ、時にテクニカルを自己強化するか、あるいは、テクニカルを完全に無視した動きをします。

材料は、まったく読むことができないギャンブル的な要素

ただし、材料相場も指標の結果が読めないからといってギャンブルをするのではなく、対応によっては短期間で大きく稼ぐことも可能になりますし、場合によってはギャンブル的材料自体を予想するという試みは、ポイントを押さえることでトレードのあり方として成立します。

 

材料相場対応の考え方

材料相場では、指標の結果によってある程度買われるのか、売られるのかを予想することができます。前回より、良い結果であれば、その指標を発表した通貨が買われる。という感じです。

指標の実績・予想・結果

材料相場では、指標の結果によって、値動きが左右されるため、指標の数値を「前回実績」、「予想」、「結果」に分けて考えます。

【経済指標のサンプル】

※SBI証券の経済カレンダーより引用

また、結果をいち早く確認するためには、「Yahooリアルタイム検索」がおすすめです。

フェーズ

材料発表前後の値動きとして、大きく4つのフェーズに分類して考えることができます。

  • 材料発表前
  • 発表直前
  • 発表直後
  • 発表後

トレード方法

材料発表時のトレード方法としては、通常時と同じ方法ですが、考えられる方法としては次の3つになります。

  • 事前裁量(発表前、発表直前にあらかじめポジションを取っておく)トレード
  • イフダントレード(逆指値トレード)
  • 発表後の高ボラティリティな値動きを利用したトレード

 

材料による値動きの基本

指標の結果によって値動きが影響を受けると説明しましたが、注目されるポイントとしては、

  • 前回の実績を上回るか?下回ったか?
  • 今回の予想を上回るか?下回ったか?

になります。
特に、今回の予想を上回るか?、下回るか?が注目されます。
今回の予想を上回れば、サプライズとして大きく買われることが多いです。(数値が上回るのが良い指標の場合です。中には、下回るのが良いものもあります。)
なお、付随的に前回実績も超えているとなお良いです。

各相関のパターンをまとめると次のようになります。

パターン 前回実績 今回予想 値動きの想定
上回る 上回る 大きく買われる可能性がある
下回る 上回る ある程度評価される可能性があるが売られる可能性もある
上回る 下回る 予想を下回っている点で評価されにくい
下回る 下回る 大きく売られる可能性がある

 

注意

注意が必要なのは、高い期待に対し、大きく下にかい離するなど、期待と事実のギャップが大きいほど、値動きに与える影響も大きくなります。
そのため、既に結果が相場に織り込まれていたり、期待度度合いが事前にどうなのか、によっては、上記の基本相関が成立しないか、相関が弱くなったりする場合もあります。

 

フェーズ分けと取引方法

指標発表前後では、値動きを4つのフェーズに分けて考えて、それぞれ異なる対処方法があります。

指標発表前

予想の織り込み(※)を開始します。
※投資家が事前予想により買い・売りを行うこと

取引方法(難易度★)

織り込む方向を予測し、かなり手前で入る
イメージ的には、指標発表の6時間~24時間前

ただし、指標発表時に十分なpipsが稼げていない場合、ギャンブル的な要素がある。

 

指標発表前

値動きが乱高下し始め、ティック(Bit・Askのレート表示の赤と青の表示)の点滅が早くなる。

取引方法(難易度★★★★)

チャートの位置、サポート&レジスタンス、トレンドライン、ボックス、フェーズなどを確認し、材料の結果が良いのか悪いのかを予想しにいく。

ほぼ、ギャンブルなので筆者はおすすめしないです。

 

指標発表直後

値動きがどちらかに突き抜ける。
その後、突き抜けた方向に自己強化したり、反対方向に行って来い(※)したり、1円上げて2円下げるということもあったり、トレンド方向を強めるか、乱高下するか、の2つです。

取引方法(難易度★★★★★)

発表してから、次の押し目や、逆張りを仕掛けて、1分の値動きを見ながら短期間(スキャルピング)で稼ぐ

 

指標発表後

しばらくすると値動きは、落ち着きを取り戻し、固まった方向に進んで行くことが多いです。

取引方法(難易度★★★)

方向性が固まったら、相対的有利な位置を見つけて、順張りでついていく。

 

イフダン(逆指値)トレードのポイント

指標発表の瞬間高騰、瞬間暴落を利用して、逆指値鳥食い、損切りを設定し、一瞬で利益を稼ぐ方法です。

ただし、スリッページにより、取引が瞬間的に高騰・暴落する状況では、指定した価格で約定せず、意図しない価格で約定することがあるので注意が必要です。

そのため、実施する場合は、利食いは近く、ロットは小さくが基本です。

参考

指標発表時に窓開けするような業者は論外ですが、窓開けしなくてもスリッページにより、指定どおりの価格で約定するのは少ない気がします。
ある意味、ギャンブル的な要素が少なからずある手法なので、ロット管理はしっかり行いましょう。

 

1分の値動き(鼓動)とは?

ローソク足の「1分足」の形状の変化を見て取引する方法です。

注目するポイントとして、「ローソクのセット(W形状など)」、「ローソクの集合(ろうそくの集まり)」、「ローソクの単体」を見ます。
また、陽線、陰線をかたどる勢い、下髭、上髭を形成する勢いを見ます。

まとめると、さらに伸びるか、ここらで反転するかを心臓の鼓動を見るかのごとく、値動きの鼓動から判断する最も難しい取引手法になります。

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