トレード時のエントリー条件とエグジット条件(利食い・損切り)は決めておくべき理由

トレードには、どんな場面でも100%的中するトレードロジックはないものの、相場種別によって適合するトレードロジックは存在します。
問題なのは、いつでも通用するいわゆる「聖杯」を探すことではなく、トレンドやレンジなどその時々で適応させるロジックを変化させるということです。

ただ、いずれにせよトレード手法の正しい姿には、エントリー条件、エグジット条件があります。
つまり、どういう時にポジションを取り、どういう時にポジションを清算するのか、ということです。

 

エントリー条件

ビジネスの世界において、オファーを受ける条件、企業買収をする時の条件、不動産投資をする時の条件、メディアに露出する時の条件(番組宣伝のため、特定の方を取り上げたいためなど)、広告出稿を行う時の条件など、もしこれらの条件が揃うのであれば、「やる」という風に条件思考をするのは当然です。
逆に、この条件思考が整っていない人は、ビジネスで大きな結果を残すことはありませんし、安定した結果を出し続けることもありません

条件の規律を明確にして、それに沿って行動している人ほど長期にわたり何度でも、かつ、大きな結果を出していることがわかります。
ビジネスであれば、社員を雇わない、会社の所在地がタックスヘイブンであるなどがビジネスを行う条件となるかもしれません。ネットを活用することで固定費を抑えたり、自分の時間を極力取られないなどの条件があるかもしれません。
一般の人間社会においても、結婚相手に求める条件、友だちになる条件、旅行先として選ぶ条件、住む場所の条件など、実際私たちのほとんどが条件思考に触れているのですが、これを明確にしていくことで、ビジネス、投資、人生は上手くいきます。

トレードにおけるエントリー条件の考察

最も有名なエントリー条件は、ブレイクダウンやブレイクアウトです。
いずれかの設定したポイントを割った時、超えた時にエントリーする。
これは、トレードの世界では、常に一定の合理性を持つ手法です。とてもシンプルですが、ブレイクアウト、ブレイクダウンを活用せずにトレードの世界を渡ることは、不可能と言っても過言ではありません。

なぜなら、例えば、ゴールデンクロスやデッドクロスなど○○を超えたら買う、○○を割ったら売るというのは、結局、ブレイクアウト、ブレイクダウンをカスタムインジケーターに応用した場面に過ぎないからです。
また、RSIが○○になったら買う、○○になったら売るというのもRSIに対してブレイクアウト、ブレイクダウンの考え方を応用しているのです。

つまり、テクニカル相場の世界とは、すべてブレイクアウト、ブレイクダウンの派生なのです。

 

エグジット条件

エグジット条件とは、読んで字のごとくポジションの出口を規定することです。
もしこうなったら利食いする、損切りする、という、その条件を指します。

実は、エントリー条件と同じくビジネス、人間生活において既に私達がよく触れている考え方なのです。
例えば、恋人が浮気をしたら、別れると決めている人や恋人が犯罪を犯すようになったら、あるいは思いやりのない言動を取るようになったら、別れると決めている人もいるのではないでしょうか。
逆に3年間同棲したら結婚すると決めている形でハッピーエグジットを規定している人もいるはずです。
当然、これを決めていない人は、ずるずるいきます。エグジットしないことは、プラスの側面でもマイナスの側面の場合でも、どちらも不幸になります。

エグジット条件について、ビジネスにおいても人生においても決めていない人は、無駄な時間を徒過したり、損失を拡大することになります。せっかくの利食いタイミングを逃すことにもなります。

これは、ドライだと批判されるべき考え方ではなく、私の経験からも間違いないと思っています。

エグジット条件は、エントリーすると同時に決まっていることがベストです。

トレードにおけるエグジット条件の考察

エグジット条件には、2つあります。
TP(テイクプロフィット)とSL(ストップロス)です。
どうなったら利食いする、どうなったら損切りをするということです。

エグジットについては、単純にエントリーの反対条件が出たら、とする場合と、そうでない場合とがあります。

【反対条件が出た場合に利食いする例】


つまり、常にブレイクアウト、ブレイクダウンの派生とはいえません。

さらに、PIPSで固定制御する方法もあります。
ただし、これは相場の状況を反映した最も合理的な考え方ではありません。
正直、相場の状況がトレンド、レンジなどを考慮していないため、バカのひとつ覚えのような感じになってしまいます。
ただし、相場がどのような状況か分からない場合は、ひとまずの目安として設定することは、ありだと思います。

乖離でTPエグジット条件を決める考え方もあります。反対売買の条件が出たときには、行動が遅れる可能性があります。

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