長期投資を行う上で身につけるべき基礎概念を解説します

長期投資の対象として、株が現状、株がもっともふさわしく、長期投資を行う際は、何の銘柄をいつ買うかということが重要です。
この話については、過去の記事でも触れていますのでぜひご覧ください。

長期投資を始めるために知っておくべき特徴やメリット・デメリットを知ろう

短期トレードでは、エントリーの良し悪しが9割とご紹介しました。

FXトレードではエントリー(ポジションを持つ時)が一番重要!良いエントリーを解説

株をはじめ、長期投資では、どの銘柄に投資するかという銘柄選定の良し悪しでほぼ9割が決まります

「いつ買うか?」という問題は、銘柄が決まった上で、それがいくらの時であれば割安であるかという問題であるため、後の話になります。

まず最初に重要なのは、何の銘柄選ぶのか?という問題です。

 

長期投資のフレームワーク

長期投資の検討から実行までに行うフレームワークをご紹介します。

投資すべきドリームビジネスであるか?

↓ YES

10年後に成長した姿が見えるか?

↓ YES

その蓋然性は、高いか?

↓ YES

現在の株価は、根源的な価値に比べて安いと言えるか?

↓ YES

長期投資を実行

 

投資すべきドリームビジネスを判断する技術

さきほどのフレームワークに従い、まずは、ドリームビジネスを判断する技術を身につける必要があります。

そのための前段階として、判断する技術の前提となる知識(基礎概念)をご紹介します。

基礎概念は条件反射できるまで

職人の方は、自分が使う道具を無意識でも取り扱うことができるものです。
それと同じで、私たちが長期投資で成功するためには、長期投資で使用する道具(知識)を無意識で使いこなせるほど熟練しなくてはいけません。

ごく当たり前のことだと思われるかもしれませんが、株などの専門用語がうろ覚えの人は多いのではないでしょうか。

無意識で取り扱うためには、嫌というほど頭に暗記し、一生体から離れないようになるまで徹底的に叩き込ませることです。

用語はすべて理解する

長期投資で出てくる用語は、すべて理解しなくては無意識で使えるようにはなりません。
英語を無意識で話せるようになるには、単語を知っていなければ話せないのと同じなのです。

 

長期投資で関連する用語

株の取引きをしていると次のような用語を見かけると思いますがあなたは、いくつ理解(説明できる状態)していますか?

模範解答を見る前に実際に説明できるか試してみてください。
模範解答は、タイトル部分をクリックすることで見ることができます。

経常利益とは?
営業利益から、営業外損益を差し引いた利益のことです。
営業利益と粗利益の違いは?
営業利益は、粗利益から販売費及び一般管理費を引いた利益のことです。
粗利益は、売上から売上原価を引いた利益のことです。販売費及び一般管理費が含まれています。
当期利益とは?
経常利益から特別損益を引いたものが、税引前当期純利益です。
さらに、税金を引いたものが、税引後当期純利益です。
一株当たりの利益の意味とは?
利益から発行済株式数で割った利益額のことです。
PERの正式名称と日本語訳、その意味とは?
正式名称は、「Price Earnings Ratio」
日本語訳は、「株価収益率」です。
意味は、株式時価総額を当期純利益で割ったものです。
PBRの正式名称と日本語訳、その意味とは?
正式名称は、「Book Value Par Share」です。
日本語訳は、「株価純資産倍率」です。
意味は、株式時価総額を純資産額(簿価)で割ったものです。
EPSとBPSとは?
EPSは、「Earnings Par Share」で「1株あたり当期純利益」です。当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。
BPSは、「Book Value Par Share」で「1株あたり純資産額」です。純資産額(簿価)を発行済株式総数で割ったものです。
時価総額とは?
株価に発行済株式数をかけたものです。
ROEとは?
ROEは、「Return On Equity」で当期純利益を自己資本で割ったものです。
また、(1-t){ROA+(ROA−i)×D/E で求めることができます。
E:自己資本、D:負債、D/E:負債比率
i:負債利子率、ROA:総資本営業利益率
ROAとは?
ROAは、「Return On Asset」で「総資産利益率」です。
利益(営業利益)を総資本で割ったものです。
配当利回りとは?
1株あたりの配当を株価で割ったものです。
株主資本比率とは?
株主資本を総資本で割ったものです。
総資産とは?
負債と自己資本を合わせたものです。
資本金と利益剰余金の違いとは?
資本金は、投資家が株式会社に出資した返済義務のないお金です。
利益剰余金は、当期の税引後の利益を会社に積立てたものです。内部留保したお金です。
有利子負債とは?
利子がついている負債のことです。
キャッシュフローとは?
お金の流れのことです。お金の流れを記録したものが、キャッシュフロー計算書です。
潜在株式調整後1株当たり利益とは?
ストックオプションなど将来株式発行総数が増加することを考慮した際の1株当りの利益のことです。
コンセンサス予想とは?
各証券会社のアナリストが予想した株価の平均をとったものです。

 

まとめ

いかがでしたか。
皆さんもどれも一度は、本やWebサイトなどで見たことがあると思います。思った以上にできていなかった方もいるのではないでしょうか。
しかし、基礎概念を無視しては、そこで投資の検討は止まってしまいます。

これらの用語の他に財務3表と呼ばれている、

  • 貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう):B/S
  • 損益計算書(そんえきけいさんしょ):P/L
  • キャッシュフローステートメント

を公認会計士と同じ程度に読めるようになる必要があります。

 

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